元町中華街の名物料理10選

横浜に住んで早25年になる。中華料理が好きで、月2回以上は元町中華街に来ている。川崎時代・東京時代も含めると多分1,000回以上は元町中華街で食事をしている。

元町中華街については、最近よく「食べ歩きやバイキングの店が増えて、レベルダウンした」と言われる。全体的にはその通りだろうが、流石に200以上の中華料理店がしのぎを削っているので、「これは凄い!」という名店も多い。

そこで今回は、私が通っている名店の名物料理を紹介しよう(行列が大嫌いなので、メディアで有名な行列店を除く)。

 「湘厨」土鍋ごはん

 中華街では珍しい湖南料理の店。土鍋ごはんは3種類あり(いずれも950円)、個人的には豚足の皮がお勧め。激辛だが、まろやかな辛さだし、辛さを調節してくれる。

 「徳記」豚足そば

広東料理の老舗。豚足そばが名物。箸で割けるまでトロトロに煮た豚足をラーメンに乗せて食べる。豚足のタレとラーメンのスープがベストマッチ。

 「興昌」渡り蟹の炒めと和え麺

創作中華料理の店。渡り蟹の炒め(2980円)を頼み、残ったソースに和え麺を投入して食べる。これは傑作。

    「東林」ねぎそば

中心から少し外れた地元民の店。麵類が豊富。自家製麺で、細麺なのに腰があり喉ごしが最高。ねぎそばがお気に入り。

 「景徳鎮」麻婆豆腐

四川料理の店で、奥深い辛さの麻婆豆腐が名物。新館は本館よりも空いていて、同じ定食もなぜか安くなっている。麻婆豆腐では、「重慶飯店」「京華楼」もお勧め。

 「三和楼」上海蟹

上海料理の老舗。上海蟹はちと値が張るが、やはり美味。他にも蟹料理が豊富で、豆鼓清蟹(渡り蟹の黒豆炒め)も素晴らしい。

 「金陵」チャーシュー

豚・鴨など焼き物の専門店で、1階が店頭で焼いた肉の量り売り、2階が食堂。チャーシューは「一楽」「同發」も甲乙つけがたい。

  「清風楼」シュウマイ

創業は明治時代の老舗。具がぎっしり詰まった肉感たっぷりの巨大なシュウマイ。シュウマイでは「海員閣」もお気に入り。

 「安記」お粥

お粥の専門店で、全12種類ある。牛モツがお気に入り。お粥は「謝甜記」も美味しいが、行列がない分「安記」に軍配。

 「北京飯店」カレーライス

北京料理の名店だが、中華カレーライスが人気。「保昌」の牛筋カレーライスも美味い。

 

なお、元町中華街で一番多く利用しているのは「牡丹園」。DeNAベイスターズ御用達の店で、ベイスターズファンクラブ会員の家族と一緒の時は、たいていこちらに来ている。

世界最大の中華街で、魅力的な名店が数多ある元町中華街。せっかくなら、食べ歩きやバイキングではなく、上記のような名店の名物料理を味わって欲しいものである。

 

(2026年5月11日、日沖健)